春の味わい

そら豆はさやを外してそのままグリルしましょう。薄皮をつけたままで焼くとグリルしている間にほっくりと蒸し焼きの状態に仕上がります。

にごり酒なのにさらりとした白色が印象的な純米酒『純米にごり』。秋田ならではの色白美人なお酒に一見奥ゆかしい味わいを連想させるものの、後味までしっかりとお米の旨みが残っている仕上がりには、何とも絶妙なバランスの面白さを感じます。
おつまみには旬の食材を使って。筍のサクサクとした食感にそら豆の緑とエビの赤が華やかに添えられた逸品に仕上げました。酢を入れた合わせダレは、食材の旨みを引き出すドレッシングです。にんにくの香りや豆板醤がピリリと味にアクセントをつけているコクのあるドレッシングですが、素材にからめてグリルすることで、より旨みを引き出し素材のおいしさを楽しむことが出来ます。
長い冬が過ぎ、ようやく暖かな陽がさすようになった季節にぴったりの『純米にごり』は、その美しい乳白色も目で堪能できるよう涼しげな盃を選びましょう。キレのいい喉越しの『純米にごり』には辛味と酸味が利いた焼きサラダをぜひ合わせてみてください。

 

作り方

1.合わせダレを全てボウルに入れ、よく混ぜます。
2.筍は穂先を縦にスライスし、下の方は少し固い場合があるのでいちょう切りにします。
3.エビは殻をむき、背ワタを取ります。
4.2と3で下処理をした材料を合わせダレのボウルに入れて全体をからめます。(長時間漬け込む必要はありません)
5.そら豆はさやから出します。
6.クッキングシートを敷いた鉄板に4と5を並べグリルで15分程度焼きます。(焼き魚用のグリルでも十分火がとおります。その際は加熱時間を調節してください)
7.焼きあがったらそら豆の皮をむき、残った漬けダレをからめます。
8.焼いた筍とそら豆とエビを彩りよく器に盛りつけて出来上がり。

材料

筍とそら豆とエビの焼きサラダ材料
4人分
茹で筍・・・1本
そら豆・・・4さやくらい
エビ・・・12尾

―合わせダレー
醤油・・・大さじ1
酒・・・大さじ1
オイスターソース・・・大さじ1/2
みりん・・・大さじ1/2
豆板醤・・・小さじ1/2~
(加減してください)
おろしにんにく・・・少々
酢・・・小さじ1