冬の味わい

だだみの天ぷら

湯通しした後の白子に薄力粉を薄くまぶすことで、衣液の付きがが良くなります。また、揚げた後も身から衣が外れることがありません。
レシピ by たなかのりこ

「秋田酒こまち」は、もちろん秋田県産のお米。お酒造りに最適な酒米です。その大切なお米を50%まで精米し、寒仕込みで仕上げました。繊細な舌触りが喉を過ぎたころには、口の中いっぱいに米のふっくらとした香りが広がります。それでいて甘さが後をひくこともなくすっきりとしたキレのある味わい。

お米のおいしさが生きているこの『高清水 大吟醸』にはお酒に負けない味を残す肴がおすすめ。食材本来の味わいを楽しみながら豊かなお米の恵みが感じられるひとときを。

今回の食材セレクトは「真鱈の白子」。秋田では“だだみ”と呼ばれ親しまれています。獲れたてを生でさっと湯通ししてポン酢でいただいたり、またはお出汁の効いたお鍋に入れてと冬の定番人気食材です。秋田の近海ではハタハタの時期が過ぎてからが真鱈の季節に入ります。白子だけでなくもちろん鱈の身もお鍋にするとホクホクとして甘みがあって美味。

全部が余すところなく楽しめる冬の食材『真鱈』。今回は白子“だだみの天ぷら”に上質なお塩を添えて、プリプリでトロリとした味わいを大吟醸とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

作り方

1.白子は熱湯にさっと通し、一口大に切り分けて薄力粉(分量外)を薄くまぶす。
2.衣を作ります。卵白と冷水を合わせ、2~3かいふるいにかけた薄力粉を加えてさっと混ぜ合わせます。
3.揚げ油を180℃に熱し、さくっと揚げます。

材料

だだみの天ぷら材料
真鱈の白子・・・1パック

-衣-
薄力粉・・・1カップ
卵白・・・1個分
冷水・・・80cc